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【演劇】ペテカン「青春荘の人々2〜梅雨の中休み〜」
◆ペテカン「青春荘の人々2〜梅雨の中休み〜」
http://petekan.com/
2008/06/07(土) 〜 2008/06/15(日)
@新宿THEATER/TOPS



愛とか夢とか友情とか、
金とか結婚とか情熱とか、
三十路ロードを突っ走る
今更青春雨空物語。

都会のほんの片隅に、忘れ去られたかの様にポツンと建っているオンボロアパート青春荘。
そこには三十路を越えてもグータラ ダラダラな日々を過ごす人生負け組七人衆が住んでいた。
入院した管理人のおじいちゃんに代わって、孫娘の涼子が臨時管理人としてやって来て一年が過ぎた。
そして二度目の梅雨を迎えようとしている。
今日も賑やかな青春荘。しかし、のんちゃんの一言で事態は急変する。
どうする寛太?どうなる青春荘?

去年の3月に上演された「青春荘の人々」のパート2!
初演の時から「シリーズ」と銘打たれていて、
さらに、それがとてもよかったので、楽しみにしてました。

あれから一年以上経って、でも相変わらずの「負け組」住人達。
と思いきや、最初は皆調子が良さそう?
…なんてことはなく、すぐに悲しいオチが(笑)
更には、住人のカップルに妊娠騒動が!どうする?!
というのが今回のあらすじ。

でも、わりと前作に比べて耳が痛い度(笑)は減り、
今回は徹底したコメディー、
そしてこれがすごくすごく面白かった!楽しかった!
素晴らしい大人のつくるおとぎ話、といった感じでした。

客演なしの劇団員だけの舞台はチームワーク抜群、
たたみかけるギャグがすごくいいテンポ。
それぞれのキャラも引き立ってた。
比較的しっとりとした作風を得意とする劇団て思ってったけど、
いやはや、徹底してつくりこまれたコメディに脱帽。
しかも、その内容っていうのが、いい意味でアクも毒もない。
エロ・グロ・ナンセンスのどれも多用せずに成り立つ笑い。
自虐的なところも過ぎず、絶妙なバランス。
基本的な視点が「やさしさ」。不快さ一切なし。
ネガティブなところを突く作品は多いけれど、
こういうのって意外とない。
そして見ていて気持ちがいいに決まってる。

なによりビックリしたのが、途中の「ミュージカル」な演出!
前知識無しだったのでその唐突な流れに驚いたけど、
客席をつかってまでのその演出ががっつりお客さんをつかむのが
見てる側でもガンガン伝わる。爽快。
ミュージカル部分が終わった瞬間、客席から大拍手。大成功でしょう。
いやはや、劇団のターニングポイントを目の当たりにした感。

脚本の細かいネタもかゆいところに孫の手キターみたいな感じで(笑)
24時間勤務、サイモンとガーファンクル「サウンドオブサイレンス」、
同窓会、女子はカッコ旧姓つき、それが無い人はレズだった、
コスプレ趣味、祝いという文字の上に点付き、
などなど、思い出せないけどもうてんこもりだった。

最後、出演者が舞台に揃った瞬間に、とある仕掛けで舞台に虹が。
文字通り「梅雨の中休み」を表現。グッときたなー。
むしろ、この舞台を見て感じる「やわらかさ」そのものが、
「梅雨の中休み」だなあと思いました。

終わってから外に出たときのあの、やさしい気持ち。
ほんとうに素敵なお芝居でした。
是非またパート3をやって欲しい!



脚本・演出:本田誠人
出演:大治幸雄、斎田吾朗、濱田龍司、掘正哉、本田誠人、
羽柴真希、長峰稔枝、四条久美子
※上演時間:105分
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